トップ
>
騰波鼓浪
>
とうはころう
ふりがな文庫
“
騰波鼓浪
(
とうはころう
)” の例文
その沸、魚目
(一一)
のごとく、すこし声あるを一沸となし、縁辺の
涌泉蓮珠
(
ゆうせんれんしゅ
)
(一二)
のごとくなるを二沸となし、
騰波鼓浪
(
とうはころう
)
(一三)
を三沸となしている。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
湯が沸いて「四辺泉の
湧
(
わ
)
くが如く」「
珠
(
たま
)
を連ぬるが如く」になつた。もうすこしすると「
騰波鼓浪
(
とうはころう
)
の節に入り、ここに至つて水の性消え
即
(
すなわ
)
ち茶を煮べき」
湯候
(
ゆごろ
)
なのである。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
騰
常用漢字
中学
部首:⾺
20画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“騰波”で始まる語句
騰波