馬糧かいば)” の例文
この頃のように泰平が続いては自然お納戸の算盤そろばんが立ち兼ねて参りまする。ドサクサ紛れに今二三十万石、どこからか切取らねばこのお城の馬糧かいばに足らぬ。
名君忠之 (新字新仮名) / 夢野久作(著)