トップ
>
首肯
>
うなずい
ふりがな文庫
“
首肯
(
うなずい
)” の例文
二郎は
首肯
(
うなずい
)
たまま、泣く泣く坂を下りて行ってしまう。姉は爪先だてて見送っている。二人は幾度も幾度も見返えりつ、見送りつ、月の光にほんのりと姿は霞むが如く見えずなるまでも……
稚子ヶ淵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
同宿の悪太郎
原
(
ばら
)
は、それを好事にして折々貞之進をせびる、せびられゝばすぐ
首肯
(
うなずい
)
て、及ぶだけ用立てゝ
遣
(
や
)
るのが例の如くなっていた、それから或男が附け込んで、或いやしい問題を
提
(
ささ
)
げた時
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
肯
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“首肯”で始まる語句
首肯点頭