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飯場頭
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はんばがしら
ふりがな文庫
“
飯場頭
(
はんばがしら
)” の例文
自分はこの時、これが
飯場頭
(
はんばがしら
)
の娘だなと
合点
(
がてん
)
したが、ただ合点したまでで、娘がまだそこに立っているのに、娘の事は忘れてしまった。ところへ親方が出て来た。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ところが案に相違して、談判を持ち込まれた
飯場頭
(
はんばがしら
)
は——飯場頭だか何だかその時は無論知らなかった。
眉毛
(
まゆげ
)
の太くって
蒼髯
(
あおひげ
)
の
痕
(
あと
)
の濃い
逞
(
たくま
)
しい四十
恰好
(
がっこう
)
の男だった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自分は、も少しの事で、手を合せて、見ず知らずの
飯場頭
(
はんばがしら
)
からわずかの
合力
(
ごうりき
)
を仰ぐところであった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“飯場”で始まる語句
飯場
飯場掛