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飛去
ふりがな文庫
“飛去”の読み方と例文
読み方
割合
とびさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびさ
(逆引き)
そのままおそれげもなう翼を休めたるに、ざぶりと水をあびせざま
莞爾
(
につこ
)
とあでやかに笑うてたちぬ。手早く
衣
(
きぬ
)
もてその胸をば
蔽
(
おお
)
へり。鳥はおどろきてはたはたと
飛去
(
とびさ
)
りぬ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それは奇妙な獣のような形をした青白い火の玉で、夕闇の中を
真直
(
まっすぐ
)
に飛んで来てその男の
眼前
(
めのまえ
)
でぴたりと停まり、ぐるぐると二三度舞ったかと思うと、矢のように殺生谷の方へ
飛去
(
とびさ
)
って行った。
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
飛去(とびさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
去
常用漢字
小3
部首:⼛
5画
“飛去”で始まる語句
飛去来術
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山本周五郎
泉鏡花