響尾蛇がらがらへび)” の例文
この頃は大浦を見つけるが早いか、響尾蛇がらがらへびねらわれたうさぎのように、こちらからぼうさえとっていたのである。
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
響尾蛇がらがらへびのようにかすかに、氷の擦れ合う物音が、深い深い氷河の底から、うす気味わるく響いて来る。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)