“霸王樹”のいろいろな読み方と例文
新字:覇王樹
読み方割合
サボテン50.0%
はわうじゆ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先づ身におぼゆるは日の暖さ、手に觸るゝは神社の圓柱まろばしらの大いなる、霸王樹サボテンの葉のひろき、耳に聞くはさま/″\の人の馨音こわねなどなり。
道に沿ひて蘆薈ろくわい霸王樹サボテンなど野生したるが、皆ところ得がほに延び育ちたり。
(後にはこゝに瓦を敷きて中庭とせり。)高き蘆薈ろくわい霸王樹はわうじゆなんど、廊の柱にぢんとす。檸檬樹リモネはまだ日の光に黄金色に染められざる、緑の實を垂れたり。希臘ギリシヤの舞女の形したる像二つあり。