“霜枯時”の読み方と例文
読み方割合
しもがれどき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯父の血をひいた余とても御多分にれぬ。八年前の秋、此万碧楼に泊った余は、霜枯時しもがれどきの客で過分の扱いを受け、紫縮緬むらさきちりめんの夜具など出された。御馳走ごちそうも伯父の甥たるにじざる程食うた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
冬だ、冬だ、霜枯時しもがれどきだ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)