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霊巌洞
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れいがんどう
ふりがな文庫
“
霊巌洞
(
れいがんどう
)” の例文
謹厳をきわめた
精進潔斎
(
しょうじんけっさい
)
ぶりと、そしてまた、五輪書そのものの書出し——序文を一読しただけでも、
髣髴
(
ほうふつ
)
として、
霊巌洞
(
れいがんどう
)
中の、一居士のそうした姿が眼にうかんでくる。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禅と彼との
心契
(
しんけい
)
がわかるし、また殊に、晩年千葉城址から熊本郊外の
霊巌洞
(
れいがんどう
)
へよく通って坐禅していたことなど思い合せれば、その生涯を通じて、彼の鍛錬も、彼の閑雅も
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それでもまだ
究
(
きわ
)
める「道」に対しては、これでいいと安んじていなかった。六十をこえた後まで、熊本市外の
霊巌洞
(
れいがんどう
)
へ通って坐禅をしたり、燈下に著述をしたり、苦念していたのだった。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“霊巌洞”の解説
霊巌洞(れいがんどう)は、熊本県熊本市西区松尾町の雲巌禅寺の裏山にある洞窟。
宮本武蔵がこの洞窟に籠もって「五輪書」を書いたことで有名。洞窟内には岩戸観音の名で知られる観音像がある。
宝物館には、巌流島で使用した木刀、自画像などが展示してある。
(出典:Wikipedia)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
巌
漢検準1級
部首:⼭
20画
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“霊巌”で始まる語句
霊巌
霊巌寺
霊巌寺門前町