“雲華寺”の読み方と例文
読み方割合
うんげじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊次さんも、米を踏んだのは自分だけではない、雲華寺うんげじの和尚さんが仲間であると思ふと、足の痛みも少しはがまんができました。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
十二月十二日に貧しい百姓の菊次さんは、雲華寺うんげじ和尚をしやうさんが米初穂こめはつほをあつめて廻るのにお供していきました。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
それから二日のちの、曇つた寒い日に、菊次さんは雲華寺うんげじのおみがきを手伝ひにいきました。
百姓の足、坊さんの足 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)