“隻手突”の読み方と例文
読み方割合
かたてづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
槍をグッと手元につめて七寸の位にしてつかってみる、隻手突かたてづきに投げ出して八重に遣う。感心なことに、皮一重まで持って行って肉へはさわらせない、それで寄手よせての連中がひっくり返る。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)