トップ
>
阿堵
>
あと
ふりがな文庫
“
阿堵
(
あと
)” の例文
「玄間学屈原候こといかなるわけに候哉。国に居候時も
阿堵
(
あと
)
に不埒多きをのこ、
定而
(
さだめて
)
其事なるべし。しかし何処へ行ても一あてはあてるをのこ、仙台か金沢へゆくもよかるべきに、可惜ことに候。」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
田能村竹田の
山中人饒舌
(
さんちゅうじんじょうぜつ
)
は「予、宮本武蔵ノ画
布袋
(
ほてい
)
図ヲ蔵ス、筆法
雋頴
(
けいえい
)
、墨色
沈酣
(
ちんかん
)
、
阿堵
(
あと
)
一点、突々人ヲ射ル。又、設色馬十二題図ヲ観ル、朱ヲ施シ粉ヲ
填
(
テン
)
ジ、濃厚ヲ極ム、而シテ俗習ナシ、鞍鞭鑑諸具ニ至リテハ、古式ヲ按ジテ之ヲ作ル」
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
堵
漢検準1級
部首:⼟
12画
“阿堵”で始まる語句
阿堵中
阿堵物