関西かんせい)” の例文
旧字:關西
「はい、状元橋じょうげんきょうの西詰めで、大きな肉舗にくみせを構えていらっしゃる関西かんせいきッてのお顔ききの……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「すまないが、ここへ避難した奉公人や若者は、時をみて正業に返してくれ。持ってきた金銀は、その折り、皆で分けるがいい。おれは、師匠の王進先生を尋ねてこれから関西かんせいの旅につく」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなわち、関西かんせいの人、華雄かゆう将軍であった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)