間子織あいのこおり)” の例文
さびしい目鼻立のようだけれども、厚化粧をすると実に引き立つ顔で、二尺に余る袖丈そでたけ金紗きんしゃとジョウゼットの間子織あいのこおりのような、単衣ひとえ羅衣うすもの間着あいぎを着ているのが、こっくりした紫地に
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)