鋪石ほせき)” の例文
街路は清潔に掃除そうじされて、鋪石ほせきがしっとりと露にれていた。どの商店も小綺麗こぎれいにさっぱりして、みがいた硝子の飾窓かざりまどには、様々の珍しい商品が並んでいた。
猫町:散文詩風な小説 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
鋪石ほせきのように大洋に置かれているのと似て、更に大規模なる山海の布置を構成するであろう。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)