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銀釵
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ぎんさい
ふりがな文庫
“
銀釵
(
ぎんさい
)” の例文
裾模様
(
すそもよう
)
が、自分を、圧するように側へ坐った。
銀釵
(
ぎんさい
)
が、きらりと
灯
(
ひ
)
を射る。庄次郎は、どきっとした。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
櫻花丹楓に映ずる
銀釵
(
ぎんさい
)
紅裙の美とは京都に來つて初めて覓め得べき日本固有なる感覺の美の極致である——即秀麗なる國土山川の美と民族傳來の生活との美妙神祕なる藝術的調和である。
十年振:一名京都紀行
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
白い月と、川波と、そして、お喜乃の
銀釵
(
ぎんさい
)
が、かすかに、ふるえているばかりである。
治郎吉格子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
釵
漢検1級
部首:⾦
11画
“銀釵”で始まる語句
銀釵筥迫