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銀扇
ふりがな文庫
“銀扇”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんせん
(逆引き)
屋根船を
綾瀬川
(
あやせがわ
)
まで
漕
(
こ
)
ぎ
上
(
のぼ
)
せて、静かな月と静かな波の映り合う真中に立って、用意してある
銀扇
(
ぎんせん
)
を開いたまま、夜の光の遠くへ投げるのだと云うじゃありませんか。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
賑やかな囃子につれて、燕女の手には
銀扇
(
ぎんせん
)
がさつと開かれ、手振り面白く舞ひ始めました。
銭形平次捕物控:210 飛ぶ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そうだろう。——しかし寒いのに夜る起きるのはよくないぜ。僕は冬の月は
嫌
(
きらい
)
だ。月は夏がいい。夏のいい月夜に屋根舟に乗って、隅田川から
綾瀬
(
あやせ
)
の方へ
漕
(
こ
)
がして行って
銀扇
(
ぎんせん
)
を
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
銀扇(ぎんせん)の例文をもっと
(3作品)
見る
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
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