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鉾子
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ぼうし
ふりがな文庫
“
鉾子
(
ぼうし
)” の例文
薪左衛門は、狂人ながら、さすがは武士、白木の柄を両手に持ち、柄頭を
丹田
(
たんでん
)
へ付け、
鉾子
(
ぼうし
)
先を、
斜
(
はす
)
に、両眼の間、ずっと
彼方
(
むこう
)
に立て、ジッと刀身を見詰めた。立派であった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
で、石のように黙ったままで、左へ転がれば左のほうへ、右へ転がれば右のほうへ、小次郎の体の転んで行くほうへ、
鉾子
(
ぼうし
)
を角立てて差し向けて、ジリリ……ジリリ……と刻み足で進んだ。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鉾
漢検準1級
部首:⾦
14画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“鉾子”で始まる語句
鉾子先
鉾子尖