“金箱娘”の読み方と例文
読み方割合
かねばこむすめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お村はこれから私が楽をする大事の金箱娘かねばこむすめです、それを他所よそへ遣って代りを置けなんて、流行はやるか流行らないか知れもしない者に芸を仕込んだり、いゝ着物を着せておかれるものか
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
とぼけなすっちゃアいけません、ありゃ私の娘だよ、わたしア三田の三角のあだやと云う引手茶屋のおかくという婆アだが、あれは私の大事な金箱娘かねばこむすめ、此の二月大火事の時深川を焼出され
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)