“金亀虫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こがねむし50.0%
カナブン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真綿をスイと繰ったほどに判然と見えるのに、薄紅うすべにの蝶、浅葱あさぎの蝶、青白い蝶、黄色な蝶、金糸銀糸や消え際の草葉螟蛉くさばかげろう金亀虫こがねむし、蠅の、蒼蠅、赤蠅。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
きり/″\すが鳴きだした、金亀虫カナブンが初めてやつてきた(地虫はすでに鳴いてゐたが)。
其中日記:10 (十) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)