配電盤はいでんばん)” の例文
破壊銃は博士の腕をはなれて横にすっ飛び、旋盤せんばんの方をとび越して、その向うに立っていた配電盤はいでんばんにがちゃんとぶつかった。もちろん破壊銃はこわれた。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
青木学士は、そのありさまを、にこにこわらいながら見ていましたが、春夫がすっかりねむってしまうと、彼はひとりで配電盤はいでんばんの前にたち、受話器を頭にかけ、水中聴音機ちょうおんきのスウィッチを入れました。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)