“部立”の読み方と例文
読み方割合
ぶだて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四季・恋・雑など二十巻にわたる部立ぶだてと、各部の中での歌の配列を決める仕事である。この仕事は元久元年(一二〇四)七月二十二日から開始された。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
何樣やら佛教の判釋を眞似て作つたやうな道藏の部立ぶだてにも、三洞四輔といつて、洞眞、洞元、洞神の三部が佛教ならば經部にあたる有難いものとされてゐるが
道教に就いて (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
それから右の表には出してないが、歌の部立ぶだて、つまり分類も、『古今集』が春・夏・秋・冬・賀・離別・羇旅きりょ物名ぶつめい・恋・哀傷・雑・雑体・大歌所おおうたどころ御歌としてから、大体この方針が承け継がれた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)