遺物分かたみわけ)” の例文
秀忠の亡くなつたのは正月二十四日で、二十六日の夜増上寺への野邊送のべおくりがあり、二月二十二日に勅使が立ち二十六日に遺物分かたみわけがあり、三月十一日に忠之はいとまを賜はつて江戸を立つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)