遊子いうし)” の例文
ことにわれは多恨の遊子いうし、秋の草木くさきに置く露の觸るればやがて涙の落つる悲しき身なるをや。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
雲白く遊子いうし悲しむ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)