透垣すきがき)” の例文
草むらの乱れたことはむろんで、檜皮ひわだとかかわらとかが飛び散り、立蔀たてじとみとか透垣すきがきとかが無数に倒れていた。わずかだけさした日光に恨み顔な草の露がきらきらと光っていた。
源氏物語:28 野分 (新字新仮名) / 紫式部(著)
蝦蟆を打ち殺すと仰向あおむきにかえる。それを名目読みにかいると云う。透垣すきがきをすいがき茎立くきたちをくく立、皆同じ事だ。杉原すいはらをすぎ原などと云うのは田舎いなかものの言葉さ。少し気を付けないと人に笑われる
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)