“逆手握”の読み方と例文
読み方割合
さかてにぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振り上げた銀簪ぎんかんざし逆手握さかてにぎり、常夜燈の光でギラギラギラ! 左手で取り上げたつまを洩れ、翻めく蹴出しは水色だ。それへ点々と滴る血! はみ出した脛の真っ白さ! いつか駒下駄脱ぎすててある。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)