“迂生”の読み方と例文
読み方割合
うせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「愚見を申し上げるよりも、これをお手もとにお納め置き下されば、迂生うせいの万言にもまさるかとぞんじます」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「その不都合は万々これなし。迂生うせい臨終のさいは、殿に言上いたすべき心組みに候いき」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
伊沢磐安の宅は迂生うせい二十歳の頃に見し所を
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)