“軒葱”の読み方と例文
読み方割合
のきしのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縁側に萎れかけた軒葱のきしのぶの玉を一つ吊して、狭苦しい薄暗い室の中で、四十歳ばかりなのと十四五歳ばかりなのとが、多分母と娘とであろうが、夏の暑い中を毎日せっせと縫物をしていた。
道連 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)