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軈
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には
ふりがな文庫
“
軈
(
には
)” の例文
富の勢力は
軈
(
には
)
かに上騰したり。アビリチーの栄光漸くあらはれ来れり。必要は政府を促がして、法律の輸入をなさしめたり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
風雨
軈
(
には
)
かに到り、迅雷忽ち
轟
(
とゞ
)
ろく光景は心界の奇幻、之を見て直ちに繩墨の則を当て、是非の判別を下さんとするは、
豈
(
あに
)
達士の為すところならんや。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
従来文学なるものは独り高等民種の境内に
止
(
とゞ
)
まりて、平民は一切思想上の自由を持たざりし如くなりしものが、
軈
(
には
)
かに元禄以降の盛運に際会して、其思想界に多数の預言者を生みて
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
軈
漢検1級
部首:⾝
24画