身長みのた)” の例文
良人の武大ぶだときては、背も五尺たらずのちんちくりんでおまけに猪首いくび薄野呂うすのろで、清河県せいかけんでも一番の醜男ぶおとこと笑われていたのに、武松の身長みのたけ隆々たる筋骨は、男の中の男にも見える。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)