蹴上はねあ)” の例文
と云うから見るとさむらいだから慌てゝけようと思うと、除けるはずみにヒョロ/\ところがります途端に、下駄の歯で雪と泥を蹴上はねあげますと、前の剣術遣いのえりの中へ雪の塊が飛込みましたから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)