蹄鉄かなぐつ)” の例文
ほんとに腕の達者な鍛冶屋でしたが! お蔭で今じゃもう、妾は馬車で出かける訳にもゆかないのですよ、馬の蹄鉄かなぐつを打つ者がありませんのでね。
おうまの蹄鉄かなぐつがへったせいでよ。
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
ほんに可哀さうな鍛冶屋ぢや! つい先刻さつきまでゐたものが、もう居なくなつてしまつたのか!、おれは、うちの牝馬の蹄鉄かなぐつを打たせようと思つてゐただのに……。
蹄鉄かなぐつうせる。
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
「だけんど、パーウェル・イワーノヴィッチ、馬に蹄鉄かなぐつをうたなきゃなりましねえでがしょう。」
蹄鉄かなぐつへれば
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)