“跏像”の読み方と例文
読み方割合
かぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒い天鵞絨びろうど帷幕とばりが鉛のように重く垂れ、なお扉から煖炉に寄った方の壁側には、三尺ほどの台上に、裸体の傴僂せむしと有名な立法者スクライブ埃及エジプト彫像)の跏像かぞうとが背中合せをしていて
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)