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足名椎
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あしなずち
ふりがな文庫
“
足名椎
(
あしなずち
)” の例文
「私は、この国の
大山津見
(
おおやまつみ
)
と申します神の子で、
足名椎
(
あしなずち
)
と申します者でございます。妻の名は
手名椎
(
てなずち
)
、この娘の名は
櫛名田媛
(
くしなだひめ
)
と申します」
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
諏訪旧蹟誌(安政四年)には、
手名椎
(
てなずち
)
・
足名椎
(
あしなずち
)
を祭ったのであろうと書いてあるけれども、単に手足相対することと、呼声の近いのとから想像したので、もとより拠はない。
手長と足長:土蜘蛛研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
そして、そのくしをすぐにご自分のびんの
巻髪
(
まきがみ
)
におさしになって、
足名椎
(
あしなずち
)
と
手名椎
(
てなずち
)
に向かっておっしゃいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「じつはおれは
天照大神
(
あまてらすおおかみ
)
の同じ
腹
(
はら
)
の弟で、たった今、大空からおりて来たばかりだ」と、うちあけてお名まえをおっしゃいました。すると、
足名椎
(
あしなずち
)
も
手名椎
(
てなずち
)
も
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
椎
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“足名椎”で始まる語句
足名椎神