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越前屋
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えちぜんや
ふりがな文庫
“
越前屋
(
えちぜんや
)” の例文
母親がそういって大きな声で呼んだので、
越前屋
(
えちぜんや
)
という仕出し屋の若い主人は印の入った襟のかかった
厚子
(
あつし
)
の
鯉口
(
こいぐち
)
を着て三尺を下の方で前結びにしたままのっそりと入って来た。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
野次馬まで加わって捜した
揚句
(
あげく
)
、間もなく首のない死骸が水際の
藪
(
やぶ
)
の中から見つかり、それが見知り人があって、豊島町一丁目で公儀御用の紙問屋
越前屋
(
えちぜんや
)
の大番頭清六と判ったのは
銭形平次捕物控:149 遺言状
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“越前屋”で始まる語句
越前屋佐兵衞