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赤提灯
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あかぢょうちん
ふりがな文庫
“
赤提灯
(
あかぢょうちん
)” の例文
旧字:
赤提燈
いつだったか、盛り場で酒を飲み、下宿に戻る途中、
赤提灯
(
あかぢょうちん
)
を軒にぶら下げた売春宿があった。それを指して三田村は言った。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
夏の暮れ方、
蝙蝠
(
こうもり
)
の出盛るころになると新道は急に人足が
繁
(
しげ
)
くなって、顔を真っ白に塗った若い女たちが射的屋の
赤提灯
(
あかぢょうちん
)
の下などにちらちら動いていた。
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
大きな
赤提灯
(
あかぢょうちん
)
をぶら下げた売春宿である。もちろん眼の前にあるそのしもた屋
風
(
ふう
)
の二階建てには、
提灯
(
ちょうちん
)
はぶら下っていない。でも歩いて来た感覚からして、ここらに建っている筈であった。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
九時過ぎに
赤提灯
(
あかぢょうちん
)
の裏口から忍び出て、下宿に戻った。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
“赤提灯”の意味
《名詞》
赤提灯(あかちょうちん)
赤色の提灯。
(隠語)売春宿。
(context、slang)大衆居酒屋。
(出典:Wiktionary)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
“赤提”で始まる語句
赤提燈