さて筆者は、この辺でプロローグの筆をいて、いよいよ「赤外線男せきがいせんおとこ」を紹介しなければならない。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この奇怪きかいきわまる探偵事件に、主人公を勤める「赤外線男せきがいせんおとこ」なるものは、一体全体何者であるか? それはまたどうした風変りの人間なのであるか? 恐らくこの世におい
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
赤外線男せきがいせんおとこというものがんでいる!」
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)