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豆相
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づさう
ふりがな文庫
“
豆相
(
づさう
)” の例文
青年は死場所を求めて、箱根から
豆相
(
づさう
)
の間を
逍遥
(
さまよ
)
つてゐたのだつた。彼の奇禍は、彼の望み
通
(
どほり
)
に、偽りの贈り物を、彼の純真な血で真赤に染めたのだ。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
お
兄
(
あにい
)
さんの死は、形は奇禍のやうですが、心持は自殺です。私は、さう断言したいのです。お兄さんは、死場所を求めて、三保から
豆相
(
づさう
)
の間を
彷徨
(
さまよ
)
つてゐたのです。奇禍が偶然にお
兄
(
あにい
)
さんの自殺を
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
豆
常用漢字
小3
部首:⾖
7画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“豆相”で始まる語句
豆相鉄道