“誄詞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シヌビゴト66.7%
しのひこと16.7%
るゐし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譬へば、出雲人の系譜、又御大葬の際に称へた臣たちの誄詞シヌビゴト——これは系譜及び寿詞の様である——から推しても、さうした事が考へられる。
歴代天皇が、次々に帝位を繼承された次第は、天皇の大葬の時に、誄詞しのひこととして唱えられていた。
古事記:04 解説 (旧字新仮名) / 武田祐吉(著)
大家とか先輩とか云ふことは、俺の様な落伍者を葬る誄詞るゐしなんだ。俺はそんなことはどうでもいい。俺は愛子に抱かれて死ぬんだ。死んだら愛子はどうなるであらう。
畜生道 (新字旧仮名) / 平出修(著)