“見掛倒”の読み方と例文
読み方割合
みかけだお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地獄の騒音の底で古沼の沈澱を探りたいなどと勿体もったいぶった言い草もくだらない独りよがりで、見掛倒みかけだおしの痴川は始終古沼の底で足掻あがきのとれない憂鬱をめていた。
小さな部屋 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)