補助動力ほじょどうりょく)” の例文
この島では、打ちよせる浪の音は、たくみに、補助動力ほじょどうりょくに使われ、そして音を消してあった。だから、時折、頬のあたりをかすめる微風そよかぜが、蜜蜂のささやくような音をたてるばかりだった。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)