衷心うち)” の例文
世のちまたに駆けめぐる人は目のみを鋭く働かしめて耳を用いざるものなり。衷心うち騒がしき時いかで外界そとの物音を聞き得ん。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)