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衲子
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のっす
ふりがな文庫
“
衲子
(
のっす
)” の例文
「俗は天意に
合
(
かな
)
はんと思ひ、
衲子
(
のっす
)
は仏意に合はんと思ふ。」「身を忘れて道を存する。」畢竟これが——絶対者の意志に合うように「私」を去って行為することが
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
道元はこの物語を結んで言った、「今の
衲子
(
のっす
)
もこれほどの心を
一度
(
ひとたび
)
発すべきなり。これほどの心一度起さずして仏法悟ることはあるべからざるなり」(随聞記第一)。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
彼の言うべきことはただ「財欲を捨てよ、衣食に心を煩わすなかれ」の一語につきる。しかも彼はこれを俗人に向かって言うのではない。「学道の人」、「
衲子
(
のっす
)
」にのみ言うのである。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
衲
漢検1級
部首:⾐
9画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“衲”で始まる語句
衲
衲衣
衲僧