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衙門
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がもん
ふりがな文庫
“
衙門
(
がもん
)” の例文
とき建安十九年十一月の冬、天もかなしむか、曇暗許都の昼を閉じ、枯葉の
啾々
(
しゅうしゅう
)
と御林に
哭
(
な
)
いて、幾日も幾日も
衙門
(
がもん
)
の冷霜は解けなかった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは駐蔵大臣の
衙門
(
がもん
)
からトモの城へ指して兵士の給料を持って行くので、大分に馬も空いて居る様子だからそれに積んで行って貰うたら都合がよくはないか。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
其人
(
それ
)
が
衙門
(
がもん
)
へ指してお勤めに行く。時間はごく僅かで務めのほかは遊んで居る。薬屋の
主
(
あるじ
)
と非常に親しいものですからいつもこの薬屋へ来ていろいろの話をする。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“衙門”の意味
《名詞》
官衙。役所。官庁。
(出典:Wiktionary)
衙
漢検1級
部首:⾏
13画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“衙”で始まる語句
衙
衙卒
衙営