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行方不知
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ゆくへしれず
ふりがな文庫
“
行方不知
(
ゆくへしれず
)” の例文
その間、耳と口が一緒に働いて、名主の娘お吉が
行方不知
(
ゆくへしれず
)
になつた事件が、父親忠兵衞と、母親お縫の口から、細かに説明されて行くのです。
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竹町へ着いたのはもう
夕刻
(
ゆふこく
)
。
肝心
(
かんじん
)
の作松が大きな疑ひを背負つたまゝ
行方不知
(
ゆくへしれず
)
になつて、佐吉がカンカンに怒つてゐる最中へ、錢形平次と八五郎をつれて、ノツソリと歸つて來たのです。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
妾
(
めかけ
)
のお吉は、多分の手當てを
強請
(
ねだ
)
つて
行方不知
(
ゆくへしれず
)
、もう一人の若い妾のお袖は、身一つで母の許に歸りましたが、間もなく、あらゆる物を振り捨てた彦太郎が、お袖の長屋へ訪ねて行つて
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お萩が
行方不知
(
ゆくへしれず
)
になつた晩、お前は確かに店にゐたことだらうな」
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「謎は解けたらう。志賀内匠はなぜ
行方不知
(
ゆくへしれず
)
になつたか」
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
それつ切り
行方不知
(
ゆくへしれず
)
になつてしまひました。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“行方不”で始まる語句
行方不明
行方不識