蛋白素プロトプラズム)” の例文
アミイバが触指を出して身外の食餌しょくじかかえこみ、やがてそれを自己の蛋白素プロトプラズム中に同化し終るように、私の個性は絶えず外界を愛で同化することによってのみ生長し完成してゆく。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)