蛇骨峠じゃこつとうげ)” の例文
弓掛の部落をさえぎっている蛇骨峠じゃこつとうげを一つ越すと、天蓋山の鉱山で、昼夜分かたず噴煙が硫気を含んで立ち昇り、熔鉱炉の煮える音、鉱石かないしを砕くつちの音
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)