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蚊遣煙
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かやり
ふりがな文庫
“
蚊遣煙
(
かやり
)” の例文
夏場のことで、表通りの店はまだ開いて居りますが、
蚊遣煙
(
かやり
)
が淡くこめて、何處からともなく
爪彈
(
つまび
)
きの音も聽えて來る
戌刻半
(
いつゝはん
)
(九時)過ぎ、江戸の夜の情緒は、山の手ながら妙に
艶
(
なま
)
めきます。
銭形平次捕物控:200 死骸の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夏場のことで、表通りの店はまだ開いておりますが、
蚊遣煙
(
かやり
)
が淡くこめて、どこからともなく
爪弾
(
つまび
)
きの音も聴えてくる
戌刻半
(
いつつはん
)
(九時)過ぎ、江戸の夜の情緒は、山の手ながら妙に
艶
(
なま
)
めきます。
銭形平次捕物控:200 死骸の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
蚊
常用漢字
中学
部首:⾍
10画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“蚊遣”で始まる語句
蚊遣
蚊遣火
蚊遣香
蚊遣線香