“薬園阪”の読み方と例文
読み方割合
やくゑんざか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどネ羽山、それを上つて今度は薬園阪やくゑんざかの方へ下つて行く時に、僕の悩める暗き心はたちまち天来の光明に接するのだ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
薬園阪やくゑんざか下り行く空腕車からくるまの音あはれに聞こゆ「ウム、車夫くるまやぞ寒むからう、僕はうちに居るのだけれど」大和は机の上に両手を組みつ、かしらして又た更に思案に沈む
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)