“薔薇（しようび）” の例文

来（きた）るまじ、われはかく双手さしのべて願へども、はらはらと散り失せし薔薇（しようび）が花弁を追ふによしなし

嘆きの孔雀 (新字旧仮名) ／ 牧野信一(著)

“薔薇”の意味

《名詞》

バラ科バラ属の木の総称。特にその樹木のつける花。

ゲイ。男性の同性愛。
(出典:Wiktionary)

“薔薇（バラ）”の解説

バラ（薔薇）は、バラ科バラ属の総称である。あるいは、そのうち特に園芸種（園芸バラ・栽培バラ）を総称する（花が鑑賞用や食用とされる ）。本項では、後者の園芸バラ・栽培バラを扱うこととする。
バラ属の成形は、低木（灌木）、または木本性のつる植物で、葉や茎に棘を持つものが多い。葉は1回奇数羽状複葉。花は5枚の花びらと多数の雄蘂を持つ（ただし、園芸種では大部分が八重咲きである）。北半球の温帯域に広く自生しているが、チベット周辺、中国雲南省からミャンマーにかけてが主産地で、ここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播した。南半球にはバラは自生しない。
(出典:Wikipedia)

薔	漢検1級 部首:⾋ 16画
薇	漢検1級 部首:⾋ 16画